「平和的な対話」をしよう!5歳児編

私の上の子は5歳ですが、

最近同じクラスの子に嫌がらせをされていると漏らしました。

 

「困ったさん」

 

と呼んでいたのは多分

幼稚園の先生たちの配慮された言葉を真似しているのかもしれません。

 

以下に私と子どもの会話を載せます。

 

 

 

 

私「その子があなたにどんな困った事をするの?」

 

 

子「私が作ったおもちゃを壊すの」

 

 

私「それで壊された後、あなたはどうするの?」

 

 

子「こらー!!って怒る」

 

 

私「そうなんだね。でもそれは平和的対話じゃないね。」

 

 

子「そうだね!」

 

 

私「おもちゃを壊された時に、平和的対話をするとしたら、どんな言葉を言うかな?」

 

 

子どもが困ったいたので

私が続けました。

 

 

私「あー!壊されて嫌な気持ち。今度はしないでね。はどう?」

 

私「今回は許すけど、壊されるのは嫌だから今度はしないでね。とか?」

 

私「これは平和的対話かな?」

 

子「でもいつもなんだよ。また困った事をされちゃったら?」

 

私「私たちは平和的対話をしたいから、そのやり方を探してみよう。怒るんじゃなくて。

必ず平和的対話ができるはずだよ!

だって日本は平和的対話が上手な国だもん!!」

 

 

 

 

 

『平和的対話』が多かったですね。

読みづらいかったですか?失礼します。

 

 

先日上の子と話をする際に

子どもの方から「平和っていいよね!平和が好き!」と言うことがあったので

そのまま平和的対話について話し合いました。

 

 

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“平和”のきっかけはこの本だと思います。

 

上の子は、当初私が本屋でこの本を選んだ時はさほど興味を示さなかったのですが、2回読んだ後からこの本に関心を持つようになりました。

 

 

 

 

今上の子の悩ましい関心は、

 

『自分の住んでいる街で戦争が起きたらどうしよう』

 

ということです。

 

 

私が戦争の話をしたばかりに、

こんな小さな子を悩ませているのか…

 

 

と思いそうになりましたが!

 

 

その悩みをバネに

色々と話し合いが増えて嬉しく思っています。

 

“みんな(大人)、自分の子どもの頃の幸せな写真をいつもポケットにいれたほうがいいね!”

 

“地球は壊すものじゃなくて

地球は仲良くするところ”

 

“平和って、

絵本を破らない、色んなものを壊さない、

泣かない、困らない、怒らない、それが平和”

 

“平和って笑顔!”

 

 

子どもから出てくる言葉は、大人の心に響くものばかりで、戦争が世の中にあることを伝えてよかったなと思ってます。

 

 

 

 

上の子は自分の身に戦争が起こらないか、恐怖で泣くこともしばしばあります。

 

そんな時は「大丈夫」と言わずに

 

『心配するよね。でも戦争はよくないから始めちゃいけないよね。そのために字を習って、たくさん本を読んで、平和的対話の方法を勉強しよう。』

 

と言うようにしています。

 

『日本は平和的対話が上手だよね。武器を持たないで戦争反対とずっと言っている。それは平和的対話が上手だから言えるんだよ。』

 

※子どもようにわかりやすい言葉や言い回しにしています。

 

 

親子関係でも、兄弟関係でも同じ。

怒っても、叱っても、意味がない。

意味があるのは対話だけ。

 

 

 

 

日本にいる子どもが戦争を知った後の親子の会話です。

 

これから我が子に戦争の話をする際の参考になればと思います。

 

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