ピアノ指導の今

先日ピアノ教室の第3回発表会を開催し、無事に終了することが出来てホッとしてます。

 

良い年越しができそうです。

 

 

会場は400席ある文化ホールでした。

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写真は教室で用意した花束とサプライズで頂いたお花達。いい香りです。

皆さんお疲れ様でした!

 

 

 

さて、今回の記事の内容は「ピアノ指導の今」です。

 

私の理想の指導者像は「第二の親」です。

生徒は一人ひとり本当にかわいい自分の弟子のような存在。

こどもおとな関係なく私の教え子に変わりありません。

ピアノ曲1曲を通して音の間違えを正すだけが教師であるはずがありません。

どうしたら1曲1曲の音楽を仕上げられるか、手助けの方法を考えるのが教師です。

(子育てと生徒の指導はほんとうに似ています!)

 

下記のように指導内容の重点を定めてからは、徐々に私の理想のピアノ指導が確立されてきたように感じます。

 

以下、私の教室の指導内容と発表会の進行を書き出してみようと思います。

 

 

 

 

生徒がピアノ教室を辞めるまでに一人立ちができる状態にするのが目標です。

 

「ピアノを弾く」=「音楽をする」=「歌う」

今はこの図式がはっきり言えます。

 

歌手を想像してください。

言葉を使って歌で気持ちや情景を表現していますね。

私たちピアノを弾く者は、歌をピアノを使って表現することなのです。

 

「ピアノで歌う」気持ちを作れるようになったら、もう一人立ちです。

これが私の指導の目標です。

 

 

 

 

レッスンで重視していること

♪ フレーズ(音楽の流れのかたまり)

♪ 調性(曲の雰囲気)

♪ 題名に沿った表現か(例 題名が落ち葉、波の時など )

♪ 形式(例 ロンド形式、カノン、など)

 

1曲を2週か3週で仕上げる間に、リズムや音の矯正は自然と行います。それよりも教室では音楽観を持たせてあげることが講師の大事な役目だと思っているのでそちらを重点に指導をしています。

 

+この1年で特に重視したのが調性です。

習いたての生徒から、転入の生徒、保育科大学受験を目指す高校生にも、なんなら初心者大人の生徒にも。全員を対象に調性を意識した指導を試みました。

その結果、曲の理解や練習スピードが上がる傾向にあることがわかりました。

ピアノを習い始めて半年の2組の姉妹は、発表会でそれぞれペアで連弾を行いました!

 

これはソルフェージュを意識したレッスンに変えた結果です。

ソルフェージュは音高・音大受験をする人だけに必要と思われがちですが、音楽をする上ではとても役立つ理論です。ピアノを習うならソルフェージュも一緒に指導する、が私の理想です。

ソルフェージュ導入は1年で成果が感じられたのでこれからまた1年、指導の成果をさらに期待して実践していくつもりです。

 

 

 

 

今回はニコニコ先生の「ピアノ教室の指導内容」を書き出してみました。

次回の記事には「発表会の進行」で重視していることを書いていこうと思います。

 

 

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ニコニコ先生日記

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