なかた美術館主催コンサート4/23「チェンバロとリコーダー」

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なかた美術館の中にある広場にて、

チェンバロとリコーダーの生演奏を聴いてきました。

美術館なだけあって、

会場は絵画と楽器のコラボで素敵でした。

 

 

こちらに置いてあるチェンバロは10年前にここの美術館のために造られたそうです。

クボタさんという日本人による作品です。

鍵盤の上に(ラテン語?)名前が刻まれています。

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演奏会終了後にチェンバロ奏者が物珍しそうに眺める観客のためにバッハのメヌエットなどを弾いてくれました。チェンバロはバッハの時代のもっと前から活躍していた"古楽器"です。

 

リコーダーの写真はありませんが、まさに私たちが小学校、中学校の時に音楽の時間に習ったあのリコーダーを使って演奏していました。

小学校の時の細いソプラノリコーダーと、中学校の時の太く長くなったアルトリコーダー、素材の違うのでもう一本アルトリコーダー、途中で出てきたとっても小さくて子どものおもちゃのような笛はソプラノリコーダーの上の音域を出すクライネソプラノリコーダーと言うそうです。の、計4本。

リコーダー奏者は曲に合わせて楽器を変えるそうです。

 

かれこれ1600年代〜1750年まで、リコーダーは貴族にとても親しまれた楽器で、富の象徴としてリコーダーに豪華な装飾を施していたそうです。リコーダーは出せる音量に限りがありますから専ら今回聴いた会場のような小さな部屋(サロン)での演奏向きの楽器です。その後大編成のオーケストラが流行りリコーダーはしばらく忘れられていたそうです。20世紀になりまた改めて魅力ある楽器として注目され出したそうです。

 

10本の指でコロコロ、コロコロ演奏するリコーダー奏者の方は主に愛媛で活動しているプロ、チェンバロ奏者はなかた美術館で10年もコンサートを引っ張ってきたプロ、熟練度が高い曲説明と演奏でした。

 

 

 

 

 

 

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美術館では「フランス・パリ」で活躍した画家たちの作品展が開催中だったので、

演奏のプログラムも全てパリが関係したものでした。

 

演奏会終了後に絵画展を見て帰りました。

 

 

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〈  美術館のソファ  〉

ふっかふかでした!

 

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ニコニコ先生日記

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