やる気を尊重する

昨日レッスンだった年少さんの男の子のお話です。

 
入会当初から、
まずドリルで書くお勉強をして、その次にピアノを弾く、というスタイルの生徒さんです。
 
 
この日もドリルからスタート。

問題)
ドレミがカタカナで書いてあるので、五線譜に音符を書きましょう
 
1ページに四段、問題があります。
 
 
 
教室に入ってすぐには集中出来ません。
 
イスの上にゴローんしたり
イスの下にもぐったり
丸つけ用の赤鉛筆で書こうとしたり
フニャフニャの丸にしてみたり、、、
 
 
レッスン時間経過5分
まだ “今はお勉強の時間!!”の姿勢に入らなかったのでいつも通りかなと思い、問題は一段で終わりにしようとしました。
 
 
そうしたら、一段目の最後2問から丸の形が良くなったのです。
 
 
ん?
 
!!もう少しやらせてよう!!
 
 
 
二段目に入る時に「あ、これは一段目に、同じのがあるね、どこだろ?」と促して、ついさっき書いたところを見てもらいました。
 
「あ、ここと同じだね!」と誘導もします。
 
 
 
そしたらどうでしょう。
 
その後その子は一人で黙々と書き進めるではありませんか!!
 
感激。
 
 
 
出来るじゃない~〜!!(≧∇≦)!!
 
すごい!マル!次もわかっちゃうね!
あ、またマル!!すご~い!!と褒め続けて、
四段まであった問題を三段目まで書いたのです。
 
「良くできました!!100点だよ~(≧∇≦)
最後の四段目は宿題よ!!」と言って
 
※すかさず「さ、次はピアノね!」と促しました。
 
“なんかいっぱい褒めてもらったからピアノの楽譜すぐ出そう〜” 
(↑この、すぐ、のところが重要ですね)
 
 
と、なったわけです^ ^
 
 
今回のドリルに費やした時間は15分強でした。
普段なら開始10分ほどで切り上げるのですが、
やる気スイッチが入ったのを尊重して進めると、
成果が見えたり、伸びたりします!
 
その日の伸びしろは、やる気を尊重した分だけ出てきます^ ^
 

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ニコニコ先生日記

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追伸
レッスンの行き帰りに必ず
“今日のスカイツリー”を見ます。