生徒さんのお母様からのご相談

お子さんのピアノ練習を"手伝っている、面倒を見ている"という親御さんが多いと最近思います。 

昔ピアノを弾いていた、という方が多いのですね!

私の母は楽譜すら読めなかったので、私のピアノ練習の手伝いはすっかり諦めていました。私も家で練習につまづいても、"お母さんに聞こう!"ということはありませんでした。

羨ましいです^ ^

 

 

 

 

 

 

 ここで、

 

お子さんの家での練習について、

〜お母様方から実際に受けた相談をご紹介します〜

 

 

 

【相談ケース①】

 

「家で練習を見ているのですが、同じところをよく間違えます。一緒にやっているんですけど、なかなか上手くいきません。どうすればいいですか?」

 

 

小学1年生の女の子です。

だんだんとピアノ曲が難しくなり、サラッと弾いて宿題は終わり♪だった時期が終わったんですね。その後の練習についてです。

 

 

 

〜私の対応〜

「◯◯ちゃんのピアノ曲は、右左でよく動く曲になってきました。まず片手ずつ弾きます。その理由は、流れを掴むことです。

その後、両手で一小節ずつ練習します。昨日宿題にした曲には、小節の半分にまた波線を入れました。前半分を練習して〜…  」

 

 

普段は生徒さん一人でピアノ教室に来ているため、その日はお母様からお手紙をもらいました。

 

レッスンを見学していなければ、レッスン内容は楽譜からしか読み取れません。

家で待っていたお母様にその解説をしつつ、生徒さんの今後の練習の仕方について、共有をしました。

私は生徒さんの家での状況はわかりませんし、お母様も教室での状況がわかりませんね。共有がいかに大切かがわかりました。

 

 

 

【相談ケース②】

 

「私は全く弾けないので見てるだけなんですけど、子どもが、上手く弾けないー!!って怒るんですよ。そういう時はどうすればいいか?」

 

 

まだ入会後半年くらいの年中さんです。

もっと上手くなりたい。もっと上手く弾けるには練習だ!とわかっている生徒さんです。

 

 

〜私の対応〜

「出来ないから練習するんだよ。だから出来なかったらまた弾けばいいの。怒らなくていいんだよ。出来なかったらゆっ〜く〜りやってみて。そしたらどこが一番出来ないかわかるから。わかったらそこだけをたくさん練習すればいいんだよ。」

 

 

お迎えに来たお母様が知らせてくれたので、家での状況がわかりました。

その後、怒ってしまうときには、ひとまずピアノから離れて、落ち着いたらまた練習を再開するという方法を取り入れたと聞きました。

それでもつまづくのが気になるというので、

次のように言いました。

 

 

〜私の対応〜

「口でドレミを歌って!弾いたときに指と口が違うなら、口でここはミだよ!!って指に教えてあげればいいよ!」

 

 

 

 

 

 

ピアノは『楽譜を目で見て、頭で考えて変換し、腕を伝って指で、鍵盤の上で弾く』のです。この工程の繰り返しなのです。

前に音楽を学ぶ=脳トレ - ニコニコ先生日記と書きました。

"ピアノを弾く"というの簡単ではありません。

苦労するのです。

しかし、1曲弾き終わったときの感動は「達成感満載」です。

それはとても楽しいですし、嬉しいものです。

 

 

生徒さんが困っていることを私たち講師が補助します。

もし、ご家庭で練習に困っていることがありましたら是非、教室の講師に聞いてみてください。必ず前に進めるような解決策を考えてくれるはずです。

 

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ニコニコ先生日記

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