講師にとっても晴れ舞台

先週末、ピアノの発表会が終わりました。


終わってしまってからは
少し寂しいような、まだ発表会気分でいたいような、でも無事に終わって良かったなという…清々しい気持ちでいました。


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私が都内のピアノ教室に勤めている『アンナ音楽教室』主催



いよいよ本番だ!と当日の朝は嬉しい気持ちにもなっていました。

それはたぶん、“生徒さんたちの演奏を早く聴きたい” というワクワク感からだったのかなと、今は振り返っています。


小さな生徒さんは、普段とは違う雰囲気、装いにドキドキしながらもワクワク感でたまらない!という感じでした。^ ^
年齢が上がってくると、それらをひっくるめて緊張感を持つようになり、待合椅子に座ってじっとしていたり、舞台に出る順番をまだかまだかと気にしていました。^ ^

高校生や大学生、社会人の方まで参加したピアノ発表会。
それぞれに“本番の演奏” をしてくれました。
弾き終わって舞台袖に戻ってくる生徒さん全員に“よく、頑張ってね” “いい演奏だったね” と声を掛けました。


一度しかない本番では、講師は滞りなくプログラムが進むように誘導していくのが第一優先です。




もともと私自身がアンナ音楽教室の“生徒” でした。
音大に進んだあと、ピアノ講師とは違う職場に就いたものの、その数年後に恩師に声を掛けていただき、私はアンナ音楽教室の“講師” として戻って行ったのです。



発表会までの一年と数ヶ月に、恩師は様々なフォローをしてくださいました。

教室に生徒を呼ぶことから始まり、タイムテーブルの管理、他の部屋の講師への気遣い、振替を希望する生徒さんへの連絡、発表会までの練習期間、それに合わせた練習方法、などなど…


しっかりと芯があり、それでいて朗らかな笑顔でいる恩師は私の目標です。




“先生(恩師)に感謝だね。”

発表会を見に来てくれた母が言った言葉です。


母は私がピアノを習い始めて最初に付いてくれた恩師のことをとても好いているようです。

“あの先生はいいね”
“任せても安心ね”
母はそんな風に思っていてくれいました。


講師をやらないかと恩師に声を掛けてもらったこと、
発表会で同じ舞台に立たせてくれたこと、
私は感謝の気持ちでいっぱいになりました。



ニコニコピアノ教室の生徒さんもいつか合同で発表会が出来ることを願って。。


“恩師の生徒” という気持ちは抜けきれませんが
これからもアンナ音楽教室で一緒にお仕事が出来ることを楽しみにしています。

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生徒さんからお世話になりました〜といっていただいたものです。
頑張ったのは生徒さんの方ですけどね^ ^
ありがとうございます。

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ニコニコ先生日記
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