仕事ができるお店、できないお店
尾道に移住してきて、東京で暮らしていた頃よりも店付き合いを身近に感じるようになり、お気に入りの店、常連、行きつけ、行くのをやめようと思った店、という具合に好きになった店とそうでない店がはっきりと分かれました。
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ここは仕事のできる店だー!と感動したのが、尾道ではいつも患者でいっぱいと有名な〇〇歯科。
院長が他の先生に厳しい指摘を患者の前でも容赦なくするというのをよく聞いていましたが、私も最初の受診でその現場を目の当たりにしました。
院長の判断は的確かつ迅速でした。その場ですぐに他の先生の誤りを指摘し、正しい説明を入れるのは、今後の仕事がより良く進むようにです。
患者としては、常に正しく治療してもらいたいので間違いや無駄をすぐに正してもらえるならそれが一番ですし、何より、みんなが院長を支持している様子も伺え、いい現場だな、指導者としての良い例だと感心していました。
お客さんが多い理由は、しっかり仕事をしてくれているからですね。
これは仕事ができるお店です。
逆に、
これはダメでしょ!と思った店は、レシートすら出さないお店のこと。
尾道はレシートや領収書を出さない個人店が多いです…ほんとうに良くないです。
音大の頃研修で行ったオーストリアのウィーンでは「客は店を出るまで、商品と一緒にレシートを受け取り所持することが義務」になっているほど、客も店側もレシートのやり取りには注意していました。
・家族写真を撮りに伺った、親の代から続いているという〇〇写真館で、結構な額を支払ったにも関わらず領収書、レシートすら渡されませんでした。
現在若い息子カメラマンに変わっていて、数年前におじいちゃんカメラマンの時には無かった、「着付け時のズレ」があり、それに気付かないカメラマンは、仕事が出来ないと感じました。
・最近出来たという新しいカフェ、〇〇で、仕事の打ち合わせをした帰りに「領収書をください」と言ったら「うちはレシート無いですよ」と言われ、〇〇円とだけ付箋に書かれて渡されました。
私という客を逃したという意味で、仕事ができない店と判断しました。
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私自身が個人ピアノ教室を経営する側になってから、経営者目線でお店に入ったりするので、仕事ができる、できない店に敏感に反応するようになりました。
良いと思ったお店は自分の経営にも生かしたいと思いますし、逆に良くないと思った店の反省点を自分の教室では出さないように気を遣っています。
ピアノ教室はサービス業です。
実際は、お客様がいてこそですが、ピアノ教室はそこに+αで、達成感や成長を「共有できる喜び」があります。
生徒の成長が私の仕事のやりがいです。
自分の娘が成長する喜びと同じように、教室の生徒の成長の補助に関われる事が、今とても楽しいです。
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尾道にも春がやってきました。
ブログの更新はまちまちですが、レビュー数はぼちぼちと上がっています。いつも読んでいただきありがとうございます。
皆さま、くれぐれもコロナウイルスやインフルエンザ等に気をつけてお過ごしください。
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ニコニコ先生
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