親子の関係

親は、なぜ子どもを怒って抑えつけようとするのか

 

A

自分に従わないから、です

 

 

その様な考え方の原因は、「子育てを楽しんでいないから」だと私は考えます。

 

 

 

 

抑えつけようとする行為は親である自分が優勢的考えの元にあり、怒る行為は相手に不満がある態度の現れです。

 

・親である自分は常に正しい行動をしているから、子どもには従ってもらいたい

・選択肢は親にある

・しつけのつもり

・分別がつかない歳だから教えてる

 

良かれと思ってしていることが、実は子どもの自尊心や自発性を潰しているんですね。

 

 

 

 

子どもの癇癪には必ず原因があります。

 

「理由がわからないからです」

 

・今は着替える時間だから着替えて

・今は朝ごはんの時間だから食べて

・今は出掛ける時間だから靴を履いて

 

幼稚園に上がる前の子どもには理屈なんてわかりません。

 

・おはよう、朝起きたらまずは何をする?

・いい匂いがしてきたね、朝ごはんを食べに席につこうか

・今日は健康診断の日だから出掛けるよ、上着を着たら次は何を準備する?

 

 

子どもの想像力は豊かです。

大人には毎日同じようなことでも、子どもには毎回が新鮮でワクワクしちゃうのです。

子どもたちはそんなことを考えてたのか!とわかった時、大人である私は驚き、感動します。子どもの発想力って面白い!!

(子どもの身体的な成長は親として感動しますが、心理的な成長を見届けられるのも親になった醍醐味だと思います。)

子どもには想像する時間を与えて、答えを自ら探してもらましょう!

 

 

 

 

親子という一番身近な関係の中では、干渉しがちですし、何でも子より知っている親は先に先にとアドバイスしがちです。エスカレートすると抑えつけような言い草になり、さらにはスピードを求めて怒鳴ってしまいます。もう怒っていますね。

 

親と子は別の人間であり、それぞれに行動力があり発想力もあります。

ただ  “  差  ”  があるだけです。

その差を埋めるのではなく、“  繋ぐ  ”  ようにする。

そうやって親子の関係を見直してみると良いと思います。

 

 

「ぼくはこう思った。伝えたらわかってくれた。でもお父さんはこうも言った。そうか、わかった、じゃあやってみよう!」

 

 

 

 

 

 

「ピアノ」の講師をしていて感じるのは、

「子育て」と同じという事。

 

教える事だけでは学びません。

ピアノ歴が浅い生徒さんには、生徒にはどんな音に聞こえたのかどんな風に楽譜を読んでいるのかと、耳を傾けてあげる事が、生徒の能力や技術力の向上に繋がると考えています。

 

 

 

 

子どもが大きな危険な場面に遭遇しそうな時はすかさず注意をします。

 

そうでない場合は、なぜそうしたのか、そうしたいのかを汲み取ってあげることが大切だと思います。

 

 

子どもが言うことを聞かない

 

A

“  時間をかけて一緒に取り組むこと  “  が

結果的に解決の一番の近道、です

 

そのように私は考えます。

 

怒る方も、泣く方も

疲れるだけで良いこと無しです。

どうか、子どもの笑顔だけが溢れる世界になってほしいと願っています。

 

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ニコニコ先生日記

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我が子はお店屋さんごっこがブームのようなので、品物を追加してみました。

これにラミネートをして、マグネットテープを付けてホワイトボードに貼れば、スーパーっぽくなるでしょう♪