ピアノ教室の宿題の量って?
ニコニコ先生のピアノ教室の生徒さんには、
基本的には教室で一度弾いて(一緒に楽譜を確認をして)から「ではこの曲を家でも練習してきてくださいね〜」という流れになっています。
なので宿題は「復習練習」になります。
よくこんな話を聞きます。
「この曲はマルです。はい、では次の曲を家で練習してきてください。」と丸投げするパターン。
これは「自力練習」になります。
年齢が低い生徒さんや、習い始めの生徒さんにとっては「自力で」はなかなか大変な作業ですよね。
☆
Q
ニコニコ先生の生徒さんの宿題の量は?
A
教室や生徒さんによって全然違うところがあります。参考までに、小学生の生徒さんを中心に一部書き出してみます。
宿題の量【初級】
小学2年生
ピアノを習い始めて1年弱
月2回コース、1回30分レッスン
ピアノ曲1冊
家で練習してきた2曲ほどを聞かせてもらい、毎回1〜2曲マルが付きます。
その後、教室で新しく1〜2曲ほど譜読みをして、片手ずつ最後までと、両手を2小節ほど弾いてから、残りは宿題にします。
「この曲を最後まで、両手で練習してきてね〜」
「2曲目は片手ずつでいいよ〜」
「出来たら両手も挑戦してみてね〜」
月2回コースなのと、楽譜が1冊なので、
宿題はピアノ曲2曲以上を目標にしています。
宿題の量【中級】
小学4年生
ピアノを習い始めて3年弱
毎週コース、1回30分レッスン
ピアノ曲2冊
家で練習してくる曲は楽譜2冊なので2〜3曲です。
マルをもらえるかは練習次第です。マルをもらえたらその楽譜の次の1曲に進みます。
マルをもらえなかったとしても、新しく1曲練習曲を増やす場合があります。
「ここ、あと少しだね!!もう一回!練習してきてね!」
「ということで、次の曲行きます!」
マルが付くまで「1曲だけ」を2週間も3週間も弾き続けるのは、大人でもツライです。
※必ずしも、「マルになったら次」にしない。←重要
平行して練習する曲が「何曲も」あっていいと思います。
あと少しで完成するはずだー!という1〜2曲と、これは新しい曲だから難しいぞ〜!という1曲を「平行して」進めていくのです。
生徒さんにとって、毎週が常に新鮮な練習時間であって欲しいと思っています。
宿題の量【上級】
小学2年生
ピアノを習い始めて5年以上
毎週コース、1回60分レッスン
ピアノ曲3冊+どきどき+α1冊
譜読みが早く、レッスン時間も長いので楽譜の数も多いです。
毎回4曲くらい聞かせてもらいます。
その内マルが付くのは半分くらいです。
先程の話と同じで、3週間弾いている曲と1週間弾いている曲があるので、その時点では完成度も違ってくるわけです。
「この曲はここを注意するんだよね。家でも練習してきてくださいね〜あと少し!」
「この曲は新しいけど、前の曲と似てるよね、どこが似てる?教えてください!」
皆さんに共通している事は、
まずは教室では一通り「家で練習してくる曲」を先生と一緒に確認することです。
先生と一緒に考えて、自分でも考える。
逆を言えば、
生徒さんに宿題曲を与える前に、
まずは「教室で一度練習をする」べきだと
私は考えます。
是非、宿題にする内容を見直してみましょう。
生徒さんから♪
手先が器用!とても丁寧です。
ありがとうございます。
➖➖➖➖➖➖
ニコニコ先生日記
➖➖➖➖➖➖