ピアノ教室の宿題の量って?

ニコニコ先生のピアノ教室の生徒さんには、

基本的には教室で一度弾いて(一緒に楽譜を確認をして)から「ではこの曲を家でも練習してきてくださいね〜」という流れになっています。

なので宿題は「復習練習」になります。

 

よくこんな話を聞きます。

「この曲はマルです。はい、では次の曲を家で練習してきてください。」と丸投げするパターン。

これは「自力練習」になります。

年齢が低い生徒さんや、習い始めの生徒さんにとっては「自力で」はなかなか大変な作業ですよね。

 

 

 

 

 

Q

ニコニコ先生の生徒さんの宿題の量は?

 

A

教室や生徒さんによって全然違うところがあります。参考までに、小学生の生徒さんを中心に一部書き出してみます。

 

 

宿題の量【初級】

小学2年生

ピアノを習い始めて1年弱

月2回コース、1回30分レッスン

ピアノ曲1冊

 

家で練習してきた2曲ほどを聞かせてもらい、毎回1〜2曲マルが付きます。

その後、教室で新しく1〜2曲ほど譜読みをして、片手ずつ最後までと、両手を2小節ほど弾いてから、残りは宿題にします。

「この曲を最後まで、両手で練習してきてね〜」

「2曲目は片手ずつでいいよ〜」

「出来たら両手も挑戦してみてね〜」

 

月2回コースなのと、楽譜が1冊なので、

宿題はピアノ曲2曲以上を目標にしています。

 

 

 

宿題の量【中級】

小学4年生

ピアノを習い始めて3年弱

毎週コース、1回30分レッスン

ピアノ曲2冊

 

家で練習してくる曲は楽譜2冊なので2〜3曲です。

マルをもらえるかは練習次第です。マルをもらえたらその楽譜の次の1曲に進みます。

マルをもらえなかったとしても、新しく1曲練習曲を増やす場合があります。

「ここ、あと少しだね!!もう一回!練習してきてね!」

「ということで、次の曲行きます!」

 

マルが付くまで「1曲だけ」を2週間も3週間も弾き続けるのは、大人でもツライです。

※必ずしも、「マルになったら次」にしない。←重要

平行して練習する曲が「何曲も」あっていいと思います。

あと少しで完成するはずだー!という1〜2曲と、これは新しい曲だから難しいぞ〜!という1曲を「平行して」進めていくのです。

生徒さんにとって、毎週が常に新鮮な練習時間であって欲しいと思っています。

 

 

 

宿題の量【上級】

小学2年生

ピアノを習い始めて5年以上

毎週コース、1回60分レッスン

ピアノ曲3冊+どきどき+α1冊

 

譜読みが早く、レッスン時間も長いので楽譜の数も多いです。

毎回4曲くらい聞かせてもらいます。

その内マルが付くのは半分くらいです。

先程の話と同じで、3週間弾いている曲と1週間弾いている曲があるので、その時点では完成度も違ってくるわけです。

「この曲はここを注意するんだよね。家でも練習してきてくださいね〜あと少し!」

「この曲は新しいけど、前の曲と似てるよね、どこが似てる?教えてください!」

 

 

皆さんに共通している事は、

まずは教室では一通り「家で練習してくる曲」を先生と一緒に確認することです。

先生と一緒に考えて、自分でも考える。

 

逆を言えば、

生徒さんに宿題曲を与える前に、

まずは「教室で一度練習をする」べきだと

私は考えます。

 

是非、宿題にする内容を見直してみましょう。

 

 

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生徒さんから♪

手先が器用!とても丁寧です。

ありがとうございます。

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ニコニコ先生日記

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