幼児期における教育の大切さについて
1才半の子どもを育てている母親として、またピアノ教室で小学生や大人の方と接するうちに見えてきた、それぞれの学習方法へのアプローチの違いについて、幼児期における教育の大切さを痛感している、今日この頃です。
私は音楽大学卒業後は2年間私立幼稚園に勤務しました。
子どもを持つ親御さんからしたら、社会人としても半人前な人間によく子どもを見れるわね!子育ても経験ないのに!と言われてしまいそうな職業ですが、そこでは子どもたちから逆に愛情をもらい人間的に成長が出来たと感じています。
ここで初めて、幼児期の子どもへのアプローチを学びました。
(大学でも勉強しましたが実践とはかけ離れていました)
少し空いて、個人ピアノ教室を運営する私のピアノの先生の教室で、講師をすることになりました。
「子どもへのアプローチが上手」という理由で採用されました。
徐々に増える子どもの生徒さんに接して行くうちに、自分が住んでいる地域にもピアノを習いたい子がいるはずだと思い、自宅でピアノ教室を開講するに至りました。
ピアノ講師を始めて2年のうちに約30人以上の方のレッスンをしました。
その後、縁あって結婚後は尾道に移住しました。
ピアノ教室を再スタートする前に子どもを出産しました。
そこで疑問が出てきます。
「子どもの能力は"いつから"開花するのか」
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小学校入学前の3〜6才までの幼稚園生は、見事なまでに様々なことをこなしていました。子どもはなんでも出来るのか?と感動レベルだったので、幼稚園の頃の教育は大切だということは理解していました。
それより低年齢の子どもは娘が初めてだったので、ここで新たな疑問が出てきたわけです。
現在1才半の娘は、1才5ヶ月の頃に比べると格段に出来ることが増えました。
ここの1ヶ月で、「今まで出来なかった、わからなかったことが→出来るようになった」のです。
学びというのは"赤ちゃんの頃から始まっている"ということが証明されました。
0才児から与えていた本やおもちゃ類は、1才半になろうとしている時に使い方を理解し始め、自分自身の手を使うようになりました。
教材は常に新しくしなくてもいいと感じます。
0から1を沢山用意するのではなく、0から1をいくつか用意したら、あとは1から5や、1から10に増えていけるように、工夫を見つけるのです。
※教材の更新は必要ですね、飽きさせないように
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「三つ子の魂百まで」という言葉は
親御さんの接し方でその子の性格ができてしまうということです。
環境は関係ないと思います。
お母さんはなるべく朗らかに、明るい態度で、お父さんもなるべく朗らかに、明るい態度で、お子さんに接してあげたいものです。
お子さんは自分の分身ではありません。
自立できる大人になるために育てましょう。
ピアノ教室の先生という立場からも同じです。
その子に合った指導はレッスンの中で見つけていきます。ピアノという学びを通して成功体験を沢山してもらいたいと思っています。
幼児期における教育方法のポイント
・繰り返す
・教材の使用方法は更新する
・褒める
結論、、
赤ちゃんが生まれた瞬間から学びのスタートですね!
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ニコニコ先生日記
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ちなみに、、
娘が最近出来たことの一部をご紹介します。
バラバラにしてあるカードの中からぴったり合う2枚を探してくっ付ける、というもの。
記憶力と指先の運動が上達しています。
1ヶ月前は全て私がやって見せていました。
何か変だぞ?と考えているところ。
諦めも肝心。
子どもが辞めたいと思う前に片付けてしまうのがいいです!
歯磨き粉を歯ブラシに付ける(親のもの)。
急に真似を始めるのですが、使い方が大正解の時は褒めるしかありません。
危ないこと以外はとりあえず褒めています。
ブロックを自分でくっ付けました。
最初は私がくっ付けたものをバラバラにすることしか出来ませんでした。
もっと初期はブロックを容器に入れる、だけでしたから、大きな過程が見られて嬉しいですね。
シールを紙に貼る。
台紙から取るのもよく出来るようになりました。病院などでもらう機会が増えて私も懐かしいキャラクターに癒されています。
よくしてくださったいる先生、ありがとうございます^ ^
怒鳴り散らしている暇などないのです!!
どんどん成功体験をさせてあげましよう!!