理不尽な先に見つけた光

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モンゴルの古いお話

スーホの白い馬」 

 

 

殿様「銀貨3枚をくれてやる。競馬で1位だったその馬は置いてさっさと帰れ!」

 

スーホ「私は競馬に来たのです。馬を売りに来たのではありません!」

 

殿様「私に逆らう気か!こいつを打ちのめせ!」

 

 

スーホは大勢の家来に殴られ、蹴飛ばされ、気を失ってしまいます。友人に抱えられ故郷に戻り、数日間のつきっきりの手当てで痣や傷も治っていきましたが、白い馬を取られた悲しみは消えませんでした。

 

 

白い馬は殿様の自慢の対象になりましたが、ある日逃げ出そうとします。追いかける家来達の弓矢が次々に刺さりますが、それでも白い馬は走り続けました。

 

 

白い馬はスーホの家まで辿り着きました。

 

スーホは飛び上がって近寄ります。

白い馬の体には何本もの矢がささり、汗が滝のように流れています。

 

次の日、白い馬は死んでしまいます。

 

悲しみと悔しさの中でスーホは白い馬の夢を見ます。「そんなに悲しまないでください。それより、私の骨や皮や筋や毛を使って、楽器を使ってください。そうすれば私はいつまでもあなたのそばにいられます。あなたを慰めてあげられます。」

 

スーホが作った楽器が「馬頭琴」です。

 

 

 

 

 

起こってしまった事は消すことの出来ない事実として心に深い傷を作ります。

 

いじめ、誹謗中傷、脅迫、、

 

自分の魂が死ぬことよりも辛いことかも知れません。

 

 

 

防ぐ事が出来なかったのなら、

その後に自分が何をしてあげられるか、

自分は何をするべきかを考え

行動するしかありません。

 

 

体に残る傷より、心に残る傷の方がよっぽど深い。

許せないのは限度を知らない加害者です。

同じ人間として悲しいです。

 

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ニコニコ先生日記

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