他の人が褒められると、それも嬉しいことがわかりました。

昨日の勤務中に、会社の上司宛に電話がありました。

 

 

 

「もしもし〜 あのさ、ふと思い出して電話したんだよ。○○さんはいる?」

 

 

あ、これは一般の方からのお問合せとかかな?

社名を名乗らない時は要件をよく聞いとおくことが大事です。

 

 

 

「あ、外出?でも席はあるのね?」

 

 

 

この場合、現在は弊社とは関わりはないが、数年前〜十数年前に関わったお客様だとわかります。

 

 

 

「じゃあ、伝えておいてくれる?○○ですけど、」

 

 

 

と、このあと5分くらいお客様の話は続きます。

 

 

 

 

 

 

私が日中勤めているのは建設業社の事務です。

ここでは3年目になるので、社内の人や取引先の方への対応はある程度わかっているつもりです。

特に電話を取る仕事は会社(部署)の窓口となるので、たとえクレームの電話だろうと、丁寧かつ慎重に受け答えするように心掛けています。

 

 

しかし昨日の電話は、私の電話対応を興奮させるひと時となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

「平成7年、○○さんが監督で建てた家ね、

この前初めてウォシュレットが壊れたの。」

 

 

あ、修繕工事の依頼かな?

 

 

 

「新築で建ててもらったんだけど、もう20年?経ってるのにまだ綺麗なんだよ‼︎ 新築みたいに。ははははは  でね、この前家を建ててから初めて電球一つと、ウォシュレットが壊れたんだよ。いや、工事じゃなくて、街の電気屋さんに直してもらっただけだから大丈夫でね。電池が切れただけだったんだよ。ウォシュレットの電池が切れただけ。ビックリだよ。20年だって電池が切れただけだよ。○○さんが初監督で作ってくれた家なんだよ。○○さんに家を見てもらいたいよ。私のほうが感心しちゃって、ふと○○さんを思い出して電話しちゃったんだよ。」

 

 

 

最初は、どんな対応を強いられるのだろうとドキドキしていましたが、上司の仕事が褒められているとわかると私はとても嬉しくなり、何度もお礼を言いました。

 

 

ありがとうございます。

そうだったのですね。

それはとても嬉しいです。

必ずこの旨お伝えします。

 

 

お客様には、後日改めて本人から電話を折り返すこと、わざわざ電話をいただいたことに感謝をして電話を切りました。

 

 

 

 

 

これは今私がいる部署の部長のことなのです。

部長が20年前に仕事したことが、とても良かったと褒められたのです。私は自分のことのように喜びました。この喜びが私の伝言メモで伝わるかどうか心配ですが、出社したら聞いてみようと思います。

 

 

建設業は建てた後が重要です。

ビルや一戸建を建てた20年後に過去の欠陥工事を指摘され、大バッシングを受けることもあります。それが無いように監督するのが、現場監督です。特に責任が問われる立場なのです。

 

今が良ければいい、なんて仕事はない。

とそんなことを実感した瞬間でした。

 

 

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その日のおやつに食べた名古屋土産の「なが餅」が美味しかったです。ごちそうさまです。

 

 

 

本日も明るく元気に頑張っていきたいと思います!

 

 

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ニコニコ先生日記

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