やる気がある時、ない時の対応
ピアノ教室のレッスンでは、臨機応変に対応することが多々あります。
昨日のレッスンでは"いつもと違う"反応を見せた生徒さんたち。
その対応を事例別にご紹介します。(今回は文が長いです、すみません(^^;; )
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① いつもなら、ピアノをしてドリルをして、元気な挨拶をしてくれる年少さんの男の子。
〜昨日のレッスン〜
・終始ボソボソ声
・ピアノに向かわない
・ドリルを無理やりやらせてみるが、終始うつむき加減
「どうしたんだ〜!今日は元気ないぞー?!」
〜対応〜
私「わかった!先生が、今日は台風だからお休みしますって言ったのに(お母さまに連絡)、晴れたからレッスンしますー!って変わったから、やる気が無くなっちゃったのかな??」
男の子「…うん。」
私「そうか!それは先生が悪いね、ごめんね。お休みになったー!って思ったのに来ることになったんだもんね。やる気が無くなっちゃうよね。」
男の子「うん」
私「じゃあ今日はやる気が無くなっちゃったから、レッスンは少しだけにしよう!代わりに、次のレッスンはやる気があるはずだから長くやるよ?」
その後2人で約束をして、お母さまにはその旨を了承いただき、次のレッスンは少し長めにやる事になりました。その日のレッスンは10分ほど早く切り上げました。
出鼻をくじかれる感じでしょうか、大人でもありますよね、子どもにもあります。
本当の理由はわかりませんが、そうだと言うので理解し合い、解決に持っていくことが出来ました。
② いつもは大人しめの年長さんの女の子。
〜昨日のレッスン〜
・終始ニコニコ
・レッスン中の返事も元気に「はい!」
・やる気に満ちている態度
〜対応〜
やる気がある時はどんどん進もう。やらせてみよう。口調もテンションを上げて、リアクションは低めに、ガンガンいけるかな?
最初の5分でそんなことを感じたので、いつもより「質問」をたくさんしました。
「質問」をすると自ら考えますから、学びになり、学んでいないところは再度教えるきっかけにもなります。
終始ニコニコだったこの生徒さんは、付き添いにお父さまが一緒だったからかもしれましん。
お父さまから「今日は来る前に練習してきたんです。」と聞きました。一緒に行くとわかって、レッスン前から頑張っていたのかもしれません。
理由は聞きませんが、やる気は態度に表れます。そこを見極め、レッスンのスピードや内容も変えます。
☆
ピアノは弾けるようになると楽しいのですが、それまでが大変。練習ばかりだからです。
しかし大変だとは思わせないで、楽しみながら練習が出来るように、臨機応変でレッスンを工夫していければと思っています。
本日のレッスンも楽しみです。
また1週間ぶりに生徒さんに会えるからです^ ^
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ニコニコ先生日記
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