ピアノは楽しみたい

昨日ピアノの体験レッスンにいらした
小学一年生の女の子とお母さま。

他の個人ピアノ教室で半年ほどピアノを習っていたとのこと。

楽譜は引き続き使ってみることにしました。




楽譜の上に前の先生が付けた印があったので
ここまでは弾いたことがあるのかな?
と思ったところまでは、
確かにそのお子さんはメロディも歌えて、指遣いも正確に弾けていました。


「じゃあ次の曲に行こうか〜!」


すると、後ろで見守っていたお母さまが

「実は前のところでは先生が、じゃあ次の曲は宿題にするので弾いてきてください。と丸投げされていたのです。でも実際はまだ半年しか習っていないので、全然音符が読めないんです。」と。


もちろん、そのことを聞いたので私は言いました。

「そうなんですね!わかりました。
それでは、
宿題をやってきてね、はい次の曲。ではなくて、次の曲はこうやって弾くんだね〜と一緒に教室で練習をしてから、じゃあ1回練習したから家でもまた練習してみてね!
という流れにしましょう。」

と提案をしました。



使っていたドリルも難易度が高かったため
お母さまと相談して、ドリルを変えて初歩からちゃんとやり直すことにしました。
のちに、置いておいたドリルを取り入れましょう!と。





個人教室に限らず、
生徒さんにあった楽譜選びや進め方はとても重要です。

たとえ、最初は出来そうだ!と思って宿題を出したとしても“宿題は出来た?難しかった?” と具合を聞いてその都度変更が必要です。


“ピアノは楽しく弾いてもらいたいんですけど、毎回家では2人で喧嘩しながらやってるんです。” と
体験レッスンにいらしたその子のお母さまはおっしゃっていました。



ピアノは難しいのです!!

難しくてイヤになってしまっては“もったいない” ですよね。


ピアノを楽しく学んでもらうことを
私は心掛けています。
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ニコニコ先生日記
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