「認める」こと
私がピアノ教室で心掛けているのは
生徒さんが「やってきた宿題は認める」ことです。
間違いや上手くなくても
「よく頑張って弾いてきてくれたね」と伝えるようにしています。
出来が良かったら褒めますし、良くなくても、生徒さんのピアノを上手くするのが私たちの仕事ですから何の問題もありません。
大事なのは、家でピアノの練習をしてきたこと、練習してなくても、一通り先生の前で弾いてくれたことに対して、したことを“先生が認めた” という事実なのです。
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先日家ではこんなことがありました。
その日私にはゆとりがあり、夕飯はスーパーで美味しそう〜と思って買って帰った真鯖を、ルンルン気分で味噌煮にしました。( 初めて作るメニューでした…^ ^ )
初めての料理は基本、クックパッドで必要な材料や作り方を参考にしています。
その日は「生姜を買い忘れたので代わりに、熱湯をかけて臭みを消した」「味噌は全体の半分くらいで醤油も入れた」サラサラな味噌煮に仕上がりました。
一口食べた瞬間に“美味しく出来た!”
と思いました。
本当に美味しいと思ったご飯しか口に出して言わない彼に、自信たっぷりに聞いてみました!!
・・・
私「ね、鯖の味噌煮、美味しい?」
彼「うーん、この汁はもう少し煮詰めてもいいと思うよ。」
私「 …。」
(美味しいとは言われないのか)
彼「あと生姜があると美味しいかもね!」
私「そうか…。」
(結局美味しいとは言ってくれなかった…)
・・・
“ということは美味しくなかったのね??”
と思ってしまうわけです。。
楽しんで料理をしていた時間も台無しな気分になってしまい、その後は気分が上がらず口数も少なくなった私。
鯖のおかわりしたのに!!
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数日後、私は彼に作ってもらったご飯に
(嫌味のつもりで)少ししょっぱいな。と言いました。
しかし彼はそれを認めて「そうなんだよ、思ったよりしょっぱくなっちゃったんだ。」と言いました。
そこで思ったのが、
彼と私の考え方が違うなという事です。
私は、したことに対してまずは認めることに重きを置く人間です。
しかし彼は、したことに対して相手がどう思ったかについて、それを認める人間なのです。
その為、認めるところが違う人間が会話をしてもどちらにも損が出るのです。
私は彼に嫌味を言うのをやめることにし、思った事を言う時は諭すようにし、もし私も認められたい事があれば、逆にできた事を言ってみようと思います。
他人と暮らすという事は、自分との違いを理解することの連続なのだなと改めて感じました。
それを長続きさせることが出来れば
夫婦もやっていけるというものですね。
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昨日は真イワシを彼に焼いてもらいました。
事実美味しかったので「イワシ美味しいね!」と伝えました。
人は認められると嬉しいものです。
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ニコニコ先生日記
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