宿題マークの活用

私には、未就学児にとって宿題は負担だという考えがあり、やりたいやりたい!という生徒さんやお家でのフォローがありそうな生徒さんには“ここはお家でやってくるところにしよか~” と諭すことにしています。


宿題への諭し方↓


しかしこのポリシーはピアノ初心者に限りますね。


だんだんとピアノ曲が難しくなれば、
レッスン内で2曲終わらせていた年少クラスの生徒さんも
レッスン時間内で練習する時間が長くなり、1曲終わるのがやっとになります。



そこでまず、
レッスン時間内に少しでも次の曲に触れます。

「やった~!◯一つもらったね^ ^
よし、じゃあ次の曲のここまで、少しだけ練習してみよー?!」と誘導します。

約束通り、本当に少しだけ(2小節だけなど)やって終わりにします。

「はい。よく出来たね。今日はここまで。
来週はこの続きをやりましょう^ ^」と言って
ドリルなどに切り替えます。






この流れが良いところは、、


次のレッスンで生徒さんから「ここからだよ!」と自発的に楽譜を開いてくれるところです。


宿題マークがついていることによって
(お家では練習してないけど^ ^)“やったことあるところだ!” と印象が残っているので意欲が出てくるのです。

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↑「はい!ここからです。」のポーズ^ ^




毎回のレッスンで、ピアノ曲ひとつをきっかり終わらせるほうが心もスッキリな気がしますが、実はその先を少し見ておく(弾いておく)ことで関心が増えます。

やったことあるところ!=もう出来るところ→その次も出来そうなところかも?→家でもやっちゃおうかな?→お家でもやってきたよ!→宿題やってきたよ!!” になるでしょう。


一歩ずつ、生徒さん自身が習慣を身に付けています。
成長のお手伝いしながら、見守り続けられるのは講師の良いところですね。


毎回癒しや感動をもらいます^ ^
心では“いつもありがとう” と思っています^ ^^ ^

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ニコニコ先生日記
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