手
“ドから、次のドまで”
これが私の指の開き具合です。
“ピアノを弾く人は指がものすごく開くんでしょ?”
とよく聞かれますが
私はだいたいこれくらいしか開きません。
というか、
届きません。^ ^
☆
グーパー グーパー と、指の伸び体操をしていると、だんだんと指と指との間隔が広がってきます。
しかし、
届く音には限界があります。
“指の長さ” は伸びないからです。
一般的に、女性は男性より手は小さいですし、
その女性の中でも手の大きさは様々です。
♪自分の手の大きさを把握してみましょう。
☆
私は音楽大学へ進学した当時、
今まで以上に難しい曲を弾くことになりました。
沢山の音を一度に弾かなくてはならなかった時、
自分の指の限界を知っているので
音を “削除” して弾いていました。
難曲と言われるものほど、
音符は多いし、指を“かなり”広げながら弾いていくのです。
しかし、私の手はそこまで大きくもなく
指も長い方ではありません。
私は自分の限界を知ってからは
自分の弾ける(指が動く)範囲の曲を弾くようになりました。
☆
プロの演奏家や
舞台で演奏している方の手を見ると
明らかに手の形が違います。
“大きい” のです。
その手は、ピアノの難曲を弾くのに
“向いている手” なのかも知れません。
☆
だからと言って、
大きくはない私の手でも
ピアノは弾きます。
自分がピアノを弾くのに必要な
“弾き方” を学んだからです。
その原点が“地域のピアノ教室” です。
ピアノ人生はそこからです。
“ピアノを弾いてみたいな”
“ピアノが弾けたらいいな”
と思ったら、
まずはピアノ教室を探してみましょう!
➖➖➖➖➖➖
ニコニコ先生日記
➖➖➖➖➖➖