筆圧(濃く書いてほしい時)
ピアノ教室では字を書くお勉強があります。
→ドリルで取り組みます。
レッスン=ピアノを弾く+ドリル、+α お歌、リズム練習 などなど…
習い事が初めての年少さんも
必ずドリルをやります。
☆
さて、ここで年少さんあるあるです。
♬「筆圧が薄い」
鉛筆を持つのもままならない年少さんに
“濃く書いてね〜”と言っても、ダメなのです。
・線がふにゃふにゃ
・色を塗る時は上下のギザギザ塗り
・本人自信が何を書いてるのかわからない
どれも初期の頃に見られる傾向です。
が、ものは慣れです。
何度も何度もやっていくと
ある時、ふと“出来ちゃう” 時が来ます。
矯正するのはそれからで良いですね^ ^
☆
“濃く塗ってほしいな~” の解決法。
問題
四分音符(♩)をなぞりましょう。
ドリルには必ずお手本の音符があります。
しかも、お手本の♩はとても濃い。
さて、一段目を最後まで書き終えあと。
「最後までよく書けました〜^ ^
ね!
今書いたところ、
お手本と同じに書けたかな??
遠くから見てみよう!」
そう。
“遠くから見てみる” のです。
↑ドリルを縦にして目から少し離してみます。
そうするとどうでしょう?
・・・
私「お手本の♩は真っ黒だね^ ^
◯◯ちゃんの♩は真っ黒かな?」
生徒さん「真っ黒じゃなーい」
私「そうだね~
じゃあもっと強〜く塗ってみようか!」
生徒さん「出来た〜」
私「おお!いいね~
もう1回遠くで見てみようー!
どう?お手本と同じになったかな?」
生徒さん「なったー!!」
・・・
この会話を繰り返しやっていくと
あら不思議!
薄かった音符がぜーんぶお手本と同じに、
“濃く” なってしまいます^ ^
※その生徒さんは、お手本と比べる方法を覚えていたのか、次のレッスンでは自らドリルを縦にして観察し始めました。
☆
あくまで、
その生徒さんにピッタリだった方法です。
レッスンをしていく中で
その生徒さんにあった練習方法や説明の工夫などを考えています。
一人ひとりに合わせたレッスンが出来るのは
個人教室の強みです^ ^
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ニコニコ先生日記
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お花の詰替をしました。
頂いたのが10日ほど前だったにも関わらず、
元気なお花がこんなに。
生花って癒されますね~
それでは、良い週末を。