筆圧(濃く書いてほしい時)

ピアノ教室では字を書くお勉強があります。

→ドリルで取り組みます。
 
 
レッスン=ピアノを弾く+ドリル、+α お歌、リズム練習 などなど…
 
習い事が初めての年少さんも
必ずドリルをやります。
 
 
 
 
さて、ここで年少さんあるあるです。
 
 
 
♬「筆圧が薄い」
 
 
 
鉛筆を持つのもままならない年少さんに
“濃く書いてね〜”と言っても、ダメなのです。
 
 
・線がふにゃふにゃ
・色を塗る時は上下のギザギザ塗り
・本人自信が何を書いてるのかわからない
 
どれも初期の頃に見られる傾向です。
 
 
が、ものは慣れです。
 
 
何度も何度もやっていくと
ある時、ふと“出来ちゃう” 時が来ます。
 
 
矯正するのはそれからで良いですね^ ^
 
 
 
 
“濃く塗ってほしいな~” の解決法。
 
 
問題
四分音符(♩)をなぞりましょう。
 
 
ドリルには必ずお手本の音符があります。
しかも、お手本の♩はとても濃い。
 
 
さて、一段目を最後まで書き終えあと。
 
 
「最後までよく書けました〜^ ^
ね!
今書いたところ、
お手本と同じに書けたかな??
遠くから見てみよう!」
 
 
そう。
“遠くから見てみる” のです。
 
↑ドリルを縦にして目から少し離してみます。
 
 
 
そうするとどうでしょう?
 
・・・
 
私「お手本の♩は真っ黒だね^ ^
◯◯ちゃんの♩は真っ黒かな?」
 
生徒さん「真っ黒じゃなーい」
 
私「そうだね~
じゃあもっと強〜く塗ってみようか!」
 
生徒さん「出来た〜」
 
私「おお!いいね~
もう1回遠くで見てみようー!
どう?お手本と同じになったかな?
 
生徒さん「なったー!!」
 
・・・
 
この会話を繰り返しやっていくと
あら不思議!
薄かった音符がぜーんぶお手本と同じに、
“濃く” なってしまいます^ ^
 
 
※その生徒さんは、お手本と比べる方法を覚えていたのか、次のレッスンでは自らドリルを縦にして観察し始めました。
 
 
 
 
あくまで、
その生徒さんにピッタリだった方法です。
 
レッスンをしていく中で
その生徒さんにあった練習方法や説明の工夫などを考えています。
 
 
一人ひとりに合わせたレッスンが出来るのは
個人教室の強みです^ ^
 

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ニコニコ先生日記

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お花の詰替をしました。
頂いたのが10日ほど前だったにも関わらず、
元気なお花がこんなに。
 
生花って癒されますね~
 
 
それでは、良い週末を。