ピアノ教室でのドリル

ドリルに取り組むために、生徒さんには鉛筆と消しゴムの用意をお願いしています。

 
 
私が都内でレッスンしているピアノ教室でも
自宅のピアノ教室でも、使っているドリルは同じです。
しかも、私がピアノを習っていた頃に使っていたものなのでとても愛着があります^ ^
 
 
 
・ドレミが書いてあって音符を書いたり
・音符が書いてあってドレミを書いたり
ト音記号や休符を書いたり
・リズム練習があったり
・音当てがあったり
 
と、ドリルの内容は様々です。
 
 
年齢や経験によって教材のレベルは変えていますが、“鉛筆を持って書く” ことは皆さんに共通します。
 
 
 
小学生が初めてドリルに取り組む時は
ドレミの片仮名も読めますし、
音符も休符も記号も真似をして書くことが出来ます。
 
しかし、
 
年少さんが初めてのドリルに取り組む時は
ドリルの片仮名も読めませんし、
文字を書くのもままなりませんし、
真似て書くのがやっとです。
 
なぜなら、年少さんは鉛筆を持つことすら初めてのお子さんが多いからです。
 
 
まずは鉛筆の持ち方、書き順、から指導します。
 
 
書けないところは音読みだけにします。
先生の言ったことを真似てもらい、声に出すことで“音” で頭に入れてもらいます。
 
 
文字を上手く書けないお子さんに
時間をかけて一文字書かせるより、
その場は音読みのみで終わりにし(ページを飛ばします。)、リズム打ちやなぞり書きを先にやります。
 
 
♪ 書くことを続けることによって、
徐々に文字が書けるようになるものです。
 
鉛筆の持ち方が様になってきて
筆圧も濃くなり
線をまっすぐに書けるようになってきます。
 
飛ばしたところはその時にやるので構いません。
 
時間を使わずに、しかも理解しながら書ける、その時が良いのです。
 
 
 
生徒さんの適時期に応じたドリルへの取り組み方を考えて指導します。
 
これがグループレッスンでは行ったり来たりなんてなかなか出来ませんね。
 
生徒さん一人ひとりに合ったレッスンが出来るのが個人教室の良いところです。
 
 
 
今回は“ドリルで学ぶ” についてお話ししました。
次回はレッスンの終盤、“片付けからさようならまで” の学びについてお話ししたいと思います。

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ニコニコ先生日記

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この色は何をモチーフにした配色なのでしょうか?