年少さんの男の子の場合

宿題の出し方について、前回は年長さんの女の子の場合を話しました。

 
今回は受け持っている生徒さんで“最年少”の男の子の場合ではどうなのかを話していきます。
 
 
♪年少さんの男の子の場合…
この生徒さんは年少さんになってすぐ(今年の春、4月から)通い始めています。
最初はピアノの椅子によじ登るのも大変で、座るところまでも、一苦労だったほど小さな生徒さんという印象でした。
 
“も”というからには他にも一苦労なことがあっわけですが…^ ^
 
(そんな生徒さんの初期の対応についてはまた次回書くことにします!)
 
 
習い事なんて初めて!という年少さんしかも男の子は、ピアノの鍵盤に指を置くのもやっとです。
一曲をクリアするにもレッスンに2回来てやっと、ということもあります。
 
 
そんなでは宿題は出しません!
一人でピアノに向かう事が出来るようになってから、宿題(←お家でもやってきてねと言っています)を出すのです。
 
 
ではピアノに向かう事が出来るまでピアノ曲の宿題をずっと出さないのか?
 
いいえ。私の場合、他の方面から宿題を出してみました。
 
やはり、ドリルにしても鉛筆を持つ事がままならない状態ではお家でやってきてとは言えません。
 
 
そんな時は、お歌です!
 
子どもは覚えが早いだけあって、
その日にドレミで歌ったピアノ曲は一曲覚えてしまいます。
最初のころは片手のドレミしか出てこないので
「ドレミー、ミレドー、レミレミ、ドドドうん!」
とレッスン中に何度も歌っていれば覚えてしまうのです。
 
 
ここで大事なのが、親御さんに伝える事です。
小さいお子さんは必ず親御さんの送り迎えがあります(後ろで見学されてる場合もあります)。
帰り際に、「◯◯くん、今日やったところ お歌を覚えちゃったんです!どんなの歌ったの~?って、ぜひお家でも聞いてあげてください^_^」と一声かければ、親御さんの心配(今日のレッスンではどうだったのかしら?)が減る&レッスンの復習が出来て、次のレッスンまで家でやってきた!と自信が持てる。など、効果は様々です。
 
と、いう事で
 
•宿題を出すのは少しずつ(年少さんなら出さなくても良い)
•そのうちに、宿題=お家でもやってくる、という習慣をつけていく
 
ことが大事ですね!
 
 
そのお子さんも来年の春には、初めてのピアノの発表会で演奏をします!!
 

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ニコニコ先生日記

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